トラウマ アルコール依存症 暴力

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絶対に子供を殴らないと心に誓ったのに・

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アルコール依存症の親から繰り返し暴力をふるわれているといつしか親を憎むようになります。
そしてたいていの場合、絶対に自分は親のようにはならないと心に固く決心することが多いのです。


実は問題はそこからです。

すでに親から独立していたり、両親の離婚という形で家庭内暴力が過去のことであっても心の傷が深ければ深いほど親から受けた暴力シーンを何度も何度も心の中で繰り返しています。
まるで今も暴力を受けているかのごとくありありと細部にわたって再現してしまうことが問題なのです。


家庭内で問題がない時はいいのですが、なにかあった時、例えば夫がリストラにあって経済的に苦境になりお金のことでしょっちゅう夫婦喧嘩したり、夫に女性問題が見つかったりすると精神的に不安定になり、イライラしてきます。
そんなときに子供が言うことを聞かなかったりすると思わず叩いてしまい、それがだんだんエスカレートしていることに気がつくのです。
叩いた後は自己嫌悪に陥り、自分を責め子供に謝りますが再び同じことを繰り返し、あれほど憎んでいた親と同じことをしている自分に気づくのです。

家庭内がゴタゴタしてくると忘れていた過去のシーンを再び思い出し、また繰り返し心の中で再現してしまうからです。

実は潜在意識には実際に起こっていることと心の中で起こっていることの区別がつかないといわれています。

心の中で再現されているイメージが鮮明であればあるほど、潜在意識はそれを本人が望んでいることだと判断してそれを実現させるように動き出します。

また潜在意識には「・・・ない」「・・しない」などの否定系はないといわれるため、自分がなりたい状況が心に描かれていると判断するため、「ああいうふうになりたくない」は「ああいうふうになりたい」となってしまうのです。

しかも主語はすべて「私」です。

あの人とかアイツとか彼女とか彼とかは存在せずにすべて「私」に変換されてしまいます。
だから「絶対にこうなりたい」と思うイメージを心に繰り返し描くことが大事で、否定するイメージを繰り返すと一番望んでいない状況が自分の生活に再現されてしまいます。

それはあなたが子供の頃に受けた心の傷が癒されていないために起こっていることであり、あなたはアダルトチルドレンであるといえます。

アダルトチルドレンは心の中に成長を止めたインナーチャイルドを抱えています。
あなたが心の傷を癒して回復しない限り、親と同じ過ちを繰り返し次の世代にも負の遺産を渡すことになります。